妊娠前半期にみられる出血
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妊娠の可能性のある女性が月経予定日頃に、いつもの月経よりも経血量が少なく、色の薄い出血をすることがあります。これを「着床出血」、「着床期出血」といいます。
これが通常の月経なのか、妊娠による着床出血なのかはまだわからないことがあります。
着床出血の特徴はおもに、普段の月経よりも出血量が少なく、期間も短いです。
基礎体温を計っている方で、出血があっても高温期を持続している場合は着床出血の可能性が高いです。
妊娠初期は特に大事な時期でもありますので、高温期が続き、腹痛をともなった出血が続くようでしたら、すぐに産婦人科でみてもらったほうがいいでしょう。
流産や子宮外妊娠の可能性もあるからです。
少量で4?5日以内であれば、流産が起こりやすくもなく、その後の経過は正常に行くはずです。
胞状奇胎による出血があります。妊娠初期の子宮内には、胎盤になる絨毛という組織が作られます。
この絨毛が増殖異常をおこすと「ぶどうっ子」と呼ばれることもあります。
少量の出血が長く続いたり、つわりがひどかったりしますので、産婦人科医にすぐ診てもらいましょう。
残念ですが、胞状奇胎だと診断された場合には妊娠の継続は出来ません。
子宮頚管ポリープも妊娠初期の出血がおこります。
炎症が原因で子宮頸管の粘膜が増殖し、キノコのようなできものができ、柔らかい組織で出来ているために少しの刺激でも出血するのです。出血は少量で茶褐色です。
出産までは経過観察をし、出産後に簡単な処置で切除する場合もあります。