子宮内膜症

子宮内膜というのは、子宮の内側を覆っている膜のことで、子宮内膜は女性ホルモンの働きによって、毎月月経周期に合わせ徐々に厚みを増し、受精卵を着床させるためのベッドの役割の準備を始めます。

妊娠が成立しないと、子宮内膜は剥がれ落ちて月経になります。

この子宮内膜が、なぜか子宮の内側以外にでき、そこでも生理のたびに出血と癒着を繰り返すことがあります。ところが、子宮以外の場所には膣のような出口がないので、病巣を作り出したり癒着がひどくなったりする状態が子宮内膜症です。

近年、子宮内膜症が増えている原因として、環境ホルモンの影響があるのではないかといわれています。(環境ホルモンのダイオキシンは、体内で女性ホルモンと似た働きをします。)

症 状

☆激しい生理痛。日常生活に支障が出るほどの人もいます。

☆経血量が多い。レバーのようなかたまりが出る。貧血を起こすこともあります。

☆月経以外のときにも腰痛や腹痛がある。

☆吐き気や嘔吐を起こすときがある。

☆排便痛や肛門の奥に痛みがある。

子宮内膜症は放っておくと不妊の原因にもなる場合がありますので、早めの発見、治療が大事になります。